2004年度 過去の放送内容 BNUメールマガジン・バックナンバー

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♪ようこそBOUSAIカフェ!番組レポート(2004-07-24)♪
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今日7月24日(土)のパーソナリティーは、
FMきららの井上和章さん(a.k.a. KAZUさん)。
ゲストは、宇部市消防本部警防課の清戸さんと飯田さん。
ナビゲーターは、三浦BNU理事長でした。

今日のテーマは「市民の安全を守る強い味方」です。

まず、最初は、これからの時期、心配な水の事故、
水難事故について。。。

水難事故の特徴は、重傷以上の症状が多く、
心肺停止の状態であることが多いのが特徴です。(消防)

海とか川などに出かけたとき事前に防ぐ為には、
どうすればいいのですか。(KAZUさん)

海水浴などでは、小さい子供さんからはぜったい目を離さない。
体調がすぐれないときには泳がない。
天候が悪いときは勇気をもって中止する。
磯釣りなどの海上レジャーの際には、ライフジャケットを着用する。(消防)

暑い(;´д`)ゞとか言わずに・・・ね。(KAZUさん)

子供と一緒に行ったりしても、自分が夢中になって泳いでいたり・・・。
浅瀬であるからといって安心せずに・・・ね。(三浦BNU理事長)

水難事故が発生したらどうすればいいですか。(KAZUさん)

おぼれている人を発見した場合、
(おぼれている人が)1人でも対応が困難なことがほとんどです。
まず、大声で付近の人に助けを求め、
すぐに119番通報をしてください。(消防)

周囲にあるもので何とかなるケースもありますので、
周囲をよく見てみてください。
竹竿や釣竿を差し出すとか、ロープを渡すとか。
ペットボトルの浮力を利用することもできます。
ペットボトルの栓をして、投げ入れる。
2リットルのものだと利用して助けることもできます。(消防)

水難事故の場合、多くの場合、心肺蘇生が必要なケースがほとんどです。
助けた後、まず安全な場所に移動し、
1人または2人で心肺蘇生をします。(消防)

ちょっと早いのですが、そこで、今日のプレゼントです。
応急手当の方法が分かる「応急手当講習テキスト」と
人工呼吸のときに使う「簡易型人工呼吸用マスク」です。(三浦BNU理事長)

ペアで5名の方(先着)にプレゼントします。
ほしい方はFMきららまで取りにきてください。(KAZUさん)

テキストは、宇部市消防で行っている救急講習の
受講者の方に配布しているものです。
心肺停止の場合、早い処置が必要です。
救急車が現場に到着するまでには、全国平均で約6分かかります。
そばに居合わせた方が、どのように応急処置を
行えばいいのか書いてあります。(消防)

5セットではなくて、5万部くらい用意した方がいいですね。(三浦BNU理事長)

一同(笑)♪ワハハヽ(^▽^)人(^▽^)人(^▽^)ノワハハ♪

宇部市消防では、中央消防署に
水難事故に備えてた消防車が1台待機しています。(消防)

水難事故では、助かる確率は、早期発見、早期通報です。(消防)

宇部市消防では、救急講習を行っています。
3時間の普通救急講習と2時間の救急講習があります。
普通講習の場合、終了されると終了証を発行します。
何回受けられても結構です。(消防)

申込みは、随時受け付けてます。
事業所、各種団体など、数名程度でもOKですので、
(受講者の方が)数名集まれば、お近くの消防署までご連絡ください。
その際、予定日と人数をお伝えください。
時間は、夜の24時までならOKです。(消防)

場所がない方はどうすればいいですか。(KAZUさん)

会場は、消防署の会議室などを開放します。(消防)

1人、個人の場合は、どうすればいいですか(KAZUさん)

個人の方の場合は、
毎月第3日曜日に定期開催をしていますので、
そちらの方にお申込みください。
ただ、8月はお盆等の関係で第4日曜日になっています。(消防)

平成15年には、普通救急講習が62回で1,226人、
救急講習が51回で1,874人です。
合わせて年間で3,100人の方が受講されています。
費用は無料です。(消防)

終了証の期限はないのですか。(三浦BNU理事長)

期限はないのですが、適切な応急手当を行う為にも、
2年ごとの再受講をおすすめしています。(消防)

適切な処置を行うことで、
人の命を守ることができますからね。(KAZUさん)

つぎは、熱中症について。。。

水難事故の次は、
暑い夏に心配な熱中症についてなのですが。(KAZUさん)

熱中症は、7、8月に多く発生しています。
山口県が熱中症注意報を発令しています。(消防)

今年は暑くなってますので。(KAZUさん)

宇部市消防では、去年は、23人の方が、
今年は7月になって現在まで7人の方が
救急車で病院に搬送されています。
山口県内では91人の方が病院へ搬送されています。(消防)

多いですね。(KAZUさん)

熱中症では、発汗機構や循環系が機能しなくなり、
発汗停止、虚脱、けいれん、こん睡、生命危険の状態になります。(消防)

ならないようにするにはどうすればいいですか。(KAZUさん)

ちょっとした注意なのですが、体調を整え、睡眠をしっかりとる。
日中の外出を控え、服装は通気のよいものを着用する。
帽子や日傘を使用する。
のどが渇いたときだけでなく、こまめに水分補給をする。
効果的に水分を補給するのには、
0.1%の塩水やスポーツドリンクを飲むのがおすすめです。(消防)

発育中の子供さんや高齢者の方には特に注意が必要です。(消防)

おかしいなぁ〜(「・・)?と思ったときに、真っ先にすることは?(KAZUさん)

まず、涼しい木陰やクーラーの効いたところに移動します。
衣類をゆるめて、休みます。
冷たいタオルなどを手足にあてて、体を冷やします。
そして、水分補給です。
0.1%の塩水やスポーツドリンクなどを何回かに分けて飲んでください。(消防)

それでも悪いときは、すぐに病院へ行くか、
救急車を呼んでください。(消防)

回復したぁヾ(。。*)ノ と思ったらそれでもういいですか。(KAZUさん)

回復したと思っていても、体への影響があったり、
再発する恐れもありますので、病院へ行くことをおすすめします。(消防)

特に今年は暑い ´´(;´o`;)´´ ので、気をつけましょうね。(KAZUさん)

続いては、救急車について。。。

ここからは、
宇部市消防の救急車についてお話を聞いてみましょう。(KAZUさん)

宇部市消防では、救急車5台、予備1台が待機しています。
また、平日の9:00〜17:00の間はドクターカーが
山大医学部付属病院に常駐しています。(消防)

宇部市独自の取り組みなんですよね。(KAZUさん)

はい、そうです。
医師が救急車に同乗して救急処置を行います。(消防)

ドクターカーについて↓
http://www.city.ube.yamaguchi.jp/shoubou/dr.car/drcar.htm

救急車の出動は、去年1年間で、6,371件、1日あたり17.5件でした。
毎年数100件増加しています。(消防)

間違っていたり、行ってみたら、
たいした事ではなかったということもありますか。(KAZUさん)

あります。(消防)

5台の消防車のうち、近くの消防車が出払っていて、
遠くの消防車が向かうこともあります。(消防)

到着までにはどれくらいかかりますか(三浦BNU理事長)

約5〜6分かかります。(消防)

安全に心がけて、水難事故には十分注意してください。
万が一、起きてしまったときは、
ためらわずに119番に連絡してください。(消防)

さっき途中で言いましたが、今日はプレゼントがあります。
ほしい方はFMきららまで取りにきてください。(KAZUさん)

宇部市消防本部のホームページ
http://www.city.ube.yamaguchi.jp/shoubou/

海上保安庁
マリンレジャー(安全に楽しむために役立つ様々な情報を提供)
http://www1.kaiho.mlit.go.jp/JODC/marine/leisure.htm

財団法人日本気象協会/熱中症予防情報
http://www.tenki.jp/heat/

熱中症、熱射病、日射病のホームページ
http://www.heat.gr.jp/

以上、ようこそBOUSAIカフェ!番組レポート(2004-07-24)でした。